裁判官選任

裁判官選任(9) シンガポール最高裁判所の場合

今日(16日)、シンガポール最高裁で4人の裁判官が任命されました*1。久しぶりですが、少し調べてみると結構変わっていたのでまだあまり咀嚼できていませんが簡単にまとめておきます。 どこが変わっていると感じたかというと、シンガポールは二審制でありつ…

裁判官選任(8) ノースカロライナ州裁判所の場合

アメリカでは現在、トランプ大統領により連邦最高裁裁判官に指名されたニール・ゴーサッチ判事の上院での審査が行われています。そんなに詳しくニュースをチェックしているわけではないですが、「共和党の裁判官も民主党の裁判官もいない。ただいるのは裁判…

裁判官選任(7) ウィスコンシン州郡裁判所の場合

先日も少し書きましたが、裁判官選挙に関する本を読んでいます。そうした方面のニュースも仕入れようかと検索してみたところ、ちょうど明日、ウィスコンシン州の3つの郡裁判所で裁判官選挙の予備選挙が行われるとのことだったので、現在進行形でチェックでき…

裁判官選任(6) ベルギー憲法裁判所の場合

5月25日、日本を元気にする会の松田公太前代表*1が最高裁の視察を行ったそうで、その報告をブログ上で行っています。その中で、松田氏は次のように書いています。 最高裁の人事には「枠」があり、裁判官出身者6名、弁護士出身者4名、検察官出身者2名、行政官…

裁判官選任(5) アメリカ連邦最高裁判所の場合

アメリカ連邦最高裁判所の裁判官選任手続きは、大統領の指名、上院の承認です*1。従って、大統領の党派と上院の多数派の党派が異なる場合(いわゆる「分割政府」)、新しい裁判官が任命されるのは困難となります。アメリカ連邦最高裁では、2月にアントニン・…

裁判官選任(4) インディアナ州最高裁判所の場合

昨年11月、アメリカはインディアナ州の最高裁判事、ブレント・E・ディクソンが2016年春の引退を表明しました。ディクソン判事は1986年に州最高裁判事に任命され、2012年から2014年には長官を務めました。在任30年ということで、その期間は歴史上2番目の長さ…

裁判官選任(3) ブラジル連邦最高裁判所の場合

今月はじめ、政府会計の粉飾に関わった疑いで、ブラジルのルセフ大統領に対する弾劾手続きの開始が決定されました。今年1月に2期目を迎えたルセフ大統領に対しては、低迷する経済状況を受けて、政府会計に不正があったなどとして野党が攻勢を強めているとさ…

裁判官選任(2) イタリア憲法裁判所の場合

日本では、通常の裁判所が憲法訴訟も含めてすべての訴訟を扱います。一方で、ヨーロッパ諸国を中心に、特に憲法問題を取り上げる憲法裁判所が設置されている国が多くあります。近隣では、お隣の韓国においても憲法裁判所が置かれています。 先日、驚きのニュ…

裁判官選任(1) ボリビア最高裁判所の場合

裁判官はどのようにして裁判官になるのか。普通に考えれば司法試験に合格して、司法修習を経て、裁判所に採用されれば、晴れて裁判官になることができます。しかし、このようなシステムはそれほど一般的というわけではありません。「裁判官を選挙で選ぶ国が…