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赤根智子法総研所長を国際刑事裁判所裁判官選挙候補者に指名

 22日、外務省は赤根智子法務総合研究所長兼国際司法協力担当大使を、来年秋に行われる国際刑事裁判所ICC)裁判官選挙の候補者に指名することにつき、閣議において了承を得たことを発表しました*1。2007年にICCの加盟国となって以来、日本からは齋賀富美子氏(2007年〜09年)と尾崎久仁子氏(2009年〜)の2名が裁判官に選ばれていますが、この2人はともに外務省の出身であるのに対して、赤根氏は(選ばれれば)初の法務省(検事)出身のICC判事ということになります。


歴代法務総合研究所*2

氏名 在任 前ポスト 後ポスト 最終ポスト
赤根智子 2014〜 最高検検事
酒井邦彦 2012〜2014 名古屋地検検事正 高松高検検事長(現職)
清水治 2010〜2012 福岡地検検事正 高松高検検事長 仙台高検検事長
麻生光洋 2010〜2010 名古屋地検検事正 福岡高検検事長 福岡高検検事長
小貫芳信 2008〜2010 最高検公安部長 名古屋高検検事長 東京高検検事長(→最高裁判事)
松永栄治 2006〜2008 横浜地検検事正 広島高検検事長 名古屋高検検事長
中井憲治 2005〜2006 広島地検検事正 辞職 法務総合研究所
大塚清明 2004〜2005 名古屋地検検事正 高松高検検事長 仙台高検検事長
鶴田六郎 2003〜2004 最高検公安部長 東京地検検事正 名古屋高検検事長
上田広一 2002〜2003 京都地検検事正 東京地検検事正 東京高検検事長
坂井一郎 2001〜2002 横浜地検検事正 広島高検検事長 福岡高検検事長
頃安健司 1999〜2001 最高検刑事部 札幌高検検事長 大阪高検検事長
河内悠紀 1998〜1999 京都地検検事正 仙台高検検事長 大阪高検検事長
吉村徳則 1996〜1998 福岡地検検事正 福岡高検検事長 名古屋高検検事長
日野正晴 1994〜1996 最高検公安部長 仙台高検検事長 名古屋高検検事長
亀山継夫 1991〜1994 最高検総務部 広島高検検事長 名古屋高検検事長(→最高裁判事)
敷田稔 1989〜1991 京都地検検事正 広島高検検事長 名古屋高検検事長
井上五郎 1986〜1991 最高検総務部 名古屋高検検事長 名古屋高検検事長
竹村照雄 1983〜1986 横浜地検検事正 高松高検検事長 広島高検検事長
常井善 1983〜1983 京都地検検事正 札幌高検検事長 札幌高検検事長
藤島昭(事務取扱) 1982〜1983
早川晴雄 1981〜1982 最高検総務部 辞職 法務総合研究所
吉良慎平 1978〜1981 最高検総務部 広島高検検事長 広島高検検事長
山根治 1977〜1978 最高検公安部長 最高検公安部長
鈴本寿一 1974〜1977
塚谷悟 1973〜1974 札幌地検検事正 辞職 法務総合研究所
本田正義 1970〜1973 最高検検事 福岡高検検事長 福岡高検検事長
川口光太郎 1969〜1970 最高検検事 公安調査庁長官 名古屋高検検事長
長戸寛美 1964〜1969 長野地検検事正 最高検公判部長 最高検次長検事
天野武一 1963〜1964 法務総合研究所次長(?) 神戸地検検事正 大阪高検検事長(→最高裁判事)
竹原精太郎(事務次官兼務) 1961〜1963
馬場義続(事務次官兼務) 1959〜1961
田中万一 1959〜1959 最高検総務部 横浜地検検事正 最高検刑事部
茂見義勝 1955〜1959 最高検総務部 最高検総務部
岡琢郎 1952〜1955 最高検検事
柳川真文 1952〜1952 法務総裁官房長 横浜地検検事正 大阪高検検事長
松岡佐一 1951〜1952 前橋地検検事正
大竹多三郎 1951〜1951 奈良地検検事正
石田富平 1949〜1951 最高検検事 広島高検検事長
岡琢郎 1947〜1949

*1:外務省ウェブサイト「国際刑事裁判所裁判官選挙への赤根智子法務省法務総合研究所長兼国際司法協力担当大使の候補者指名」(2016年4月22日更新、2016年4月23日確認)。

*2:1959年までは法務研修所長、1952年までは法務府研修所長、1949年までは法務庁研修所長、1948年までは司法省研修所長。法務省『法務行政の50年』(法務年鑑別冊、法務大臣官房司法法制調査部司法法制課、2000年)および朝日新聞、読売新聞参照。