黒川弘務官房長の後任に辻裕教官房審議官

 昨日、検事総長と法務事務次官の人事について書きました(「大野恒太郎検事総長の後任に西川克行東京高検検事長」)。今回はその他の人事もまとめて整理しておきます(伊丹俊彦大阪高検検事長を除いてすべて9月5日付。伊丹大阪高検検事長は9月1日。書く順番は朝日新聞2016年8月16日朝刊のとおりにしました)。

 

 こういうふうに見ると、高検検事長ポスト(全部で8つ、今回動いたのは7つ)の序列というのが結構鮮明に見えてきますね。時系列で見るともっとわかりやすいと思いますが。

 全体的に見て、そんなに驚きのない人事でしょうか。今回、法務事務次官に就任する黒川弘務官房長の後任には、辻裕教官房審議官が決定しました。辻官房審議官については、以前の記事(「最高検監察指導部という部署」)でも触れています。1986年任官の修習38期。54歳。官房付を務めていたころには、法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会に「関係官」として関わっていました。