参院本会議、風間直樹議員が裁判所人事について質問

 日付変わって昨日、参議院本会議で民進党風間直樹議員(新潟県選挙区)が代表質問に立ち、「沖縄辺野古訴訟に関わる裁判官異動人事」について質問をしました*1。以下、その箇所のみ抜き出して文字起こしをします*2。下線部は個人的に気になったところです。

 

風間議員 福岡高裁那覇支部の辺野古訴訟判決について伺います。沖縄県敗訴の判決後、同支部裁判官異動人事に対する官邸の介入が指摘されています。これは事実でしょうか。判決を出した多見谷寿郎裁判長は、平成27年10月、東京地裁立川支部から福岡高裁那覇支部に異動、同じく蛭川明彦判事は、27年4月、東京地裁立川支部から福岡高裁那覇支部に異動。2人の立川支部での勤務は、26年8月から27年3月まで7ヵ月重なっています。また報道によると、福岡高裁那覇支部が国、沖縄県双方に和解を勧告した平成28年1月29日の4日後、2月2日、定塚誠法務省訟務局長と当時の真部〔朗〕防衛省整備計画局長(元沖縄防衛局長)が官邸を訪問しています。定塚訟務局長はここで国敗訴を避けるため、訴訟戦略について総理に助言、説明したのではありませんか。さらに、定塚訟務局長と多見谷裁判長は平成6年7月から7年3月までの8ヵ月、ともに東京地裁判事補として、さらに26年4月から8月までの4ヵ月、東京高裁判事として過ごしています。このように、定塚訟務局長、多見谷裁判長、右陪席の蛭川判事の勤務の軌跡はピタリと重なる。3人が意思疎通できることは明白です。国民の皆さま、辺野古訴訟は、監督・安倍総理、脚本・定塚訟務局長、主演・多見谷裁判長、助演・蛭川判事というキャスティングで行われたお芝居だったのではないでしょうか。行政が人事を通し司法の独立を侵すことを、民進党は許しません。鬼丸かおる最高裁〔第二小法廷〕裁判長の判断も含め、国民は国会を通してこれら裁判官をチェックし、また最高裁裁判官国民審査により罷免する権利を有しています。

安倍首相 福岡高裁那覇支部における裁判官の人事等についてお尋ねがありました。行政が裁判官の人事に介入するなどして司法の独立を侵害するようなことはまったくありません。ご指摘はまったくの憶測に基づくものであり、まことに遺憾であります。なお、私が各府省の幹部から業務について報告を受けることは当然のことであります。

*1:民進党【参院本会議】会計検査院OBの再就職等を追及 風間直樹議員」(2017年1月25日更新、2017年1月26日確認)。

*2:映像はこちらから視聴可能。